それから3月には、
うどんを食べに香川に行こう!
と誘われた。
よくよく聞くと、生徒2人(36歳くらいの男性たち)
と私とクリスの4人で行こう、とのことだった。
私ってクリスの一体なんなんだろう…
生徒2人たちはクリスとかなり仲がいいとのことだった。
そんな中に紅一点として私。
しかも生徒2人と私は面識なんてあるわけもなく、当日初めましての状態だった。
朝6時半から集合し、私たちは香川へと向かった。
車内ではフィリピン人1名、日本人3名というのにずっと英語で会話をするということになり途中から私は頭が痛くなってきた。
いくらなんでも香川までの約3時間、ずっと英語はキツすぎる。しかも好きな人と2人きりではなく、オヤジ2人付きだ。
なんとか香川に到着し、数件うどん屋めぐりをし、そして手作りのうどんが作れるお店にも行きうどん県を存分に楽しんだったのだった。
(一向に36歳のおじさんたちと親交は深まらなかった)
帰りにクリスと2人で駅まで歩いていたときに
「明子、話があるんだ 」と言われた。
なんだろう?と思った。
とりあえず毎度のことだが嫌な予感しかしなかった。